あしたの保育2026年7月
2026/6/30
あしたの保育
年主題聖句 「主があなたと共におられる。」 ルカによる福音書1章28節
―7月はチャレンジの時―
園長 藤崎義宣
「見よ、子らは主からいただく嗣業。胎の実りは報い。」 詩編127編3節
7月は夏本番のはじまりの月ですが、猛暑になる前に心と体を整えて、子どもたちと新たな体験へのチャレンジの月としましょう。 夏は、子どもたちの成長と家族のつながりを改めて見直し、いのちの輝きを育み、育てる時でもあります。さまざまな体験にチャレンジしてみてください。大人にとっても新たな世界と出会ったり、新しい視野を手に入れるチャンスなのかもしれません。子どもを通して、様々な人と知り合いになったり、新しい出会いによって趣味の世界に入っていった人たちは大勢います。
子育てを通して、親は親になっていくのであり、家族は最初から家族という完成された姿ではなく、体験や出来事を通して家族になっていくのです。失敗や成功、間違いや逸脱、悲しみや喜び、出会いや別れ、理解や無理解、受け入れることや拒絶すること、すべて人が体験して育ち、成長していくのに欠かせない材料です。家族は、お互いが絶えず変化し成長している生き物のようなものですから、大変な時もあれば、試練の時、喜びや平穏な時、病気の時、健やかな時もあります。でも、家族だからこそ、ほっとでき、ありのままの自分をさらけ出すことができます。
間違わないこと、失敗をしないことというリスクマネージメントが独り歩きをし、それだけが良いことのようになってしまうと、人は成長するチャンスをなくしてしまいます。しくじり、挫折をすると、それはものすごく苦しいし、自分が拒絶されたり否定されてしまうように思われますが、それは同時に自分の限界や自分の欠点を知る時でもあり、自分を支え、受け入れ慰めてくれる人や環境があることを知る大切な時でもあります。失敗をし、くじけてしまった時にこそ出会えるものや学び、世界の真価があります。そして自分の中にレジリエンス(復元力)やネガテイブケイパビリテイー(否定的なもの、受け入れがたいものを抱え続ける忍耐力)という力があって、それが再び立ち直り、新しいチャレンジをする創造的な力の源であることを知る時となります。
7月は、ひよこ組さんにとっては、長い夏休みの前の大切な時間。水遊びの楽しさや暑さの中で楽しいことを見つけていく時間です。つくし組さんにとっては夕方の幼稚園を知る夕涼み会、すずらん組さんにとっては、みんなといっしょにお泊りをするはじめての体験の大切な時。どの時間も大切な、そして素晴らしい時間であることを知って、育っていってください。
どの時にも、どの体験にも、父なる神様が伴ってくださり、それが祝福の時、喜びの源となります。




