平和と、セロハンテープと
2026/6/15
何して遊ぶ?
幼稚園の子どもたちが好きで、得意なお友だちは毎日のように楽しむこと。
「工作」です。お店屋さんのために売り物を作ったり、乗り物を考えて作ったり、ステージごっこの衣装をカラフルなポリ袋で作ったり……。去年から巷で人気の「シール帳」も、手帳から手作りしてお友だちや先生と交換する遊びをしています!

工作をするにはいろんな材料があればあるほど発想が広がります。無駄遣いはよくありませんが、思う存分使えるよう準備もしてあります。ところが……!
「セロハンテープをまとめて注文できなくなっています!」と、教材担当の先生がパソコンを覗いて驚きの声を上げました。そうです、ナフサの不足で数に限りがあると言うのです。当分の間は子どもたちにも、節約していつもより大事に使ってもらわないと、と先生たちで話しています。
「なんでもみんなで分け合うこと」
何かいつもと違って困るようなことが起きたり、ニュースを見聞きしたりすると「なんでもみんなで分け合うこと」というフレーズを思い出します。ロバート・フルガム著、『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』の一節です。1990年ごろのベストセラーで、今でも読み継がれている本です。大人になっても毎日大切にしたい心持ちは、幼い頃にたくさん学ぶのだ、と言うことに気づかせてくれる素敵な本です。
困ったことが起きても共に生きる仲間と協力したり、工夫したりしてなかよく暮らせたらいいですよね。幼稚園の生活の中でも成長につれて、困ったり、うまくいかなかったりすることもおきてきます。大人は、困り事をなくしてしまうのでなく、子どもたちが考えて、工夫して、解決する力をつけていってほしいと願っています。
省みて大人はどうでしょう?子どもたちによい未来を手渡しするために、しっかりと工夫し、平和を作り出しているでしょうか……?
セロハンテープが注文できないことで「平和でないと工作もできないな」と気付いた日でした。





