未就園児プログラム

あしたの保育

3月

年間主題
聖句「愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。」ヨハネⅠ4:11


―終わりは始まり―
「主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。」イザヤ書40章31節

園長 藤崎 義宣

 

 出会いと別れは人間である限り必ず起こるものです。子どもたちも、幼稚園にはいってきて、お友だちや先生たちと出会い、学年が上がるごとに新しいお友だちも増え、そして卒園の時を迎えます。別れは、つらく悲しいものですが、それは同時に新しい出会いへのはじまりであり、新しい世界を自分の中に迎え入れていくことでもあります。

 新しい年が始まったと思ったら気がつけば3月です。1月はいぬる、2月は逃げる、3月は去るとよく言われますが、3学期は余すところあとわずかです。最後まで、力を尽くして、思いを尽くして、精神を尽くして毎日遊び、命の力を育てましょう。厳しい寒さの中で育てた意志の力と忍耐力と思いが、春以降の道を開いていきます。

 発表会では、それぞれ物語と取り組んで、勇気をもって舞台の上で自分の役を演じ、お友だちたちと力を合わせて物語のテーマを表現してくれました。運動会とは違った形で、自分たちの世界をつくり、お友だちと相談しながら、良いものをつくっていく姿を見せてくれました。舞台装置の一つ一つにも子どもたちのアイデアや工夫がこもっています。子どもたちの発想や工夫、そして表現には時々私たち大人にとって驚かされるものがあり、成長もまたそうです。大人の日常生活には驚きがだんだん少なくなっていますが、子どもの毎日は新しい驚きの連続です。子どもたちの驚きと感動が私たちに伝わってきたり、その世界が入り込んでくると、私たちも新しい驚きに世界の新しい姿に触れる気がします。子どもたちの心のイメージ、空想力、喜ぶ力、遊ぶ力、挑戦する力、お友だちやいろんな人たちと関係を作っていく力、それらを大切にし、尊重していきたいと思います。これらの力は子どもたちが自分の人生を生き生きと力強く生きていく力の源となります。

 春になり、4月に入ると、年長さんは小学生に、年中さんは年長さんに、年少さんは年中さんに、それぞれが、一つずつ大きくなり、それぞれの歩みを始めます。そのための力を子どもたちは厳しい寒さの中で、体の中に、心の中に、精神の中に蓄えていっています。

 別れは、新しい出会いの始まりです。冬の枯野はやがて春の花咲く野へ、イースターの前のイエス・キリストの苦しみと十字架の死は新しい命への復活へ。人は不安の中から出発し、不安はそこから逃げれば恐怖に変わりますが、不安と向かい合い、受け入れていくならば、そこから新しい命が芽吹き始めます。終わりは始まりに、死は復活に、恐れは強さに、そして、いつまでも神様の平安と祝福が子どもたちの新しい歩みの上に、そのご家庭に豊かに伴っていくでしょう。

 最後に、年長組さんは卒園しても、ピカピカの一年生になって、久が原教会の朝礼拝に来てださい。いつでもお待ちしています。

 

今月の保育内容

年主題
イエスさまとともに生きる~愛の交わりの中で~
月主題
期待する

●年長(すずらん・ひまわり)

保育内容 今月の歌
☆ 友だちと互いに認め合いながら、自信を持って園生活を過ごし、楽しむ。
☆ これまでの園生活をふり返りながら、自分たちの成長を感じ、小学生になることに期待をふくらませる。
☆ 卒園に向けた色々な行事や活動を通して、周りの人への感謝の気持ちを持つ。
☆ 神様に守られて園生活を過ごすことができたことを感謝する。

・やさしいめが
・思い出のアルバム

●年中(つくし・めだか)

保育内容 今月の歌
☆ 神さまの守りの中で大きくなったことを感謝する。
☆ クラスの友だちと一緒に取り組む活動を楽しみ、つばがりを感じる。
☆ 進級に喜びや期待を持って過ごす。
・年長児へありがとうの気持ちを込めて、活動に取り組む。

・やさしいめが
・しまうまグルグル
・大きい木
・思い出のアルバム


●年少(ひよこ・うさぎ)

保育内容 今月の歌
☆ 共に過ごしてきた友だちと楽しく遊び、充実感を味わう。
・自分の気持ちを言葉で表現しつつ、相手の気持ちに耳を傾ける。
☆ 年中組に進級することを楽しみに待つ。
・1年間使った部屋をきれいにする。
☆ 神様に守られて心も体も大きくなったことに感謝する。

・やさしいめが
・大きい木
・思い出のアルバム