未就園児プログラム

あしたの保育

5月

年間主題
聖句「愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。」ヨハネⅠ4:11


―子どもたちの育っていく力を信頼し、見守る―
「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。」
創世記1章31節

園長 藤崎 義宣

 

4月に入園したばかりの年少さんたちも、園庭やクラスにも慣れてきて、だんだんと自分を出せるようになってきました。さわやかな5月の風に鯉のぼりが泳ぐ5月をむかえました。入園した子どもたちも園に慣れ始め、毎日暖かい園庭で、クラスで、元気に遊んでいます。新年度になって、これからの各学年、各クラスの取り組みと展開がたのしみです。5月は新緑の緑に包まれて、命が萌え戻りが力強く濃くなっていく時です。子どもは大人と同じように、身体からできています。特に幼児期は、大切な身体の仕組みが出来上がっていく時期ですし、何よりも五感が育ち、感受性の基礎ができます。心と体はつながっていて、身体と感受性を通して人は心と魂を育てていきます。だからこそ、子育てには人間の体のリズムと整理を通して、その子を知っていくことが大切になります。

年少のクラスでもお弁当の時間が始りますが、食事を食べることは、生きていく上で大切なことですし、毎回の食事がその子の体と心、生活と文化を作っていきます。食育という言葉がありますが、食事を通して作る人の考えや工夫、思いや愛情がお弁当に注ぎ込まれ、それが人の体と命と心を豊かにつくっていきます。毎回のお弁当作りは大変だと思いますが、お弁当を通して命を育み、その子の考えや、関心や喜びや個性を作っていくという非常に大きくて意味のある仕事です。贅沢なお弁当や見栄えのするものにする必要はありません。工夫と心がこもったものを子どもは喜びますし、それはその子にとってかけがえのない宝物です。短時間でできる簡単なもので大丈夫です。でも、心を込めてあげてください。お母さん同士でお弁当の情報を分かち合ったり、教え合ったりすると良いかもしれません。

子どもたちをときどきよく観察してください、一緒に生活をし、一緒に生きていく中で、自分の子どもであってもそれぞれに個性がありますし、それぞれに自分で育っていく力をもっています。子育ては、自分の子どもを通して人間というものの不思議さを知っていく世界ですし、それぞれの関係の距離やバランスを知っていく世界です。あまりにもいろんなことを気を使いすぎて、先回りをしてその子ができることまで手を出してもいけませんし、無関心であってもいけません。適度な距離と適度な暖かさが、子どもたちの心と魂を大きく育てていきます。大きな心とゆとりをもって見守るくらいの距離で子どもたちを受け入れていってください。

5月は一年中でもっとも気持ちの良い季節。さわやかな風のささやきに、草花のつぶやきに、子どもたちと一緒に耳を傾けてみてください。いのちの豊かさと不思議さに、朝夕の時の流れに、心が開かれるはずです。

また、日曜日の朝の礼拝にも子どもたちと一緒に出席してください。子どもたちと一緒に、聖書のお話しに耳を傾ける時、いつもとは違った時間が自分の中に流れ込んでくるのを感じられるかもしれません。

 

今月の保育内容

年主題
イエスさまとともに生きる~愛の交わりの中で~
月主題
動く

●年長(すずらん・ひまわり)

保育内容 今月の歌
☆ 友だちとの関わりの中で、互いに思ったことを伝えたり、相手の思いを聞こうとしたりする。
☆ 遊びの中で、思いやイメージを共有する。
☆ 身近な自然に興味を持つ。
・種まきをし、毎日世話をする中で、生長、開花を楽しみにする。
・つくしのように
・ピクニック
・手のひらを太陽に

●年中(つくし・めだか)

保育内容 今月の歌
☆ 保育者や友だちと関わりながら、好きな遊びを見つけて楽しむ。
☆ 身近な自然に触れ、戸外で遊ぶ気持ち良さを味わう。
・遠足や散歩に出かけ、植物や虫に親しむ。
☆ お当番活動に興味を持ち、楽しみながら取り組む。
・つくしのように
・おかあさん
・ホ・ホ・ホ

●年少(ひよこ・うさぎ)

保育内容 今月の歌
☆ 自分の好きな遊びを見つけて楽しむ。
・自分なりに安心できる場所や遊びを見つけて安定した気持ちで過ごす。
☆ 友だちや保育者と楽しくお弁当を食べる。
・手洗い、うがいやお弁当の出し入れを自分でやってみる。
☆ 自然に触れながら、外遊びや遠足を楽しむ。
・つくしのように
・さんぽ
・大きな栗の木の下で