未就園児プログラム

あしたの保育

7月

年間主題
聖句「その人は流れのほとりに植えられた木。」詩編1編3節


「ひとつのことを神は語り、ふたつのことをわたしは聞いた。力は神のものであり、慈しみは、わたしの主よ、あなたのものであると。 ひとりひとりに、その業に従って、あなたは人間に報いをお与えになると」詩編62編12~13節‬‬‬‬‬‬‬

園長 藤崎 義宣

 

今年の梅雨は予想されていたのは例年より早い梅雨入りのはずでしたが、結局は例年よりも1週間も遅い梅雨入りの年となりました。自然が人間の思惑や推量を超えて、独自に動いていることの証拠ですが、これまでは人間は科学の力や技術の力によってできないことはなにもない、自然やほかの動物たちを思い通りにコントロールし、支配することができるという思い上がりがありました。その思い上がりがだんたんと打ち砕かれて行っているような感じがします。

私たちが今苦しんでいる新型コロナウイルスも自然の一部であり、自然の力とどのようにいっしょに生きていくかを考えながら、今までとは違う工夫をしながら生活をつくっていく必要があります。そして生活をたのしみ、あじわう知恵が必要です。

今年は昨年に続き、こひつじ幼稚園の園庭いっぱいにつくられる大きなプールはありません。そのかわりにみんなで水遊びをします。水の感触、ゆたかさ、水と戯れること、単純ですが、たいせつな水とのつきあいを子どもたちには体を通して感じてほしいと思います。生きていることが不思議なことであり楽しいことであることを知るというのは、ものすごく大切なことです。また年長組のお泊り保育もありません。でもデイキャンプをして午前中から楽しい一日を過ごす予定です。園庭でのキャンプファイアーも子どもたちの心に炎の感触を刻みつけてくれることでしょう。

子どもたちは園庭で泥んこ遊びや砂遊びをしながら、ダンゴムシにも夢中になっています。大きいクラスの子どもたちも小さいクラスの子どもたちもガラスのケースの中を目をキラキラさせて一斉にのぞき込み、小さなダンゴムシの動きや体の様子に見入っています。それは自然と命の不思議さに目を見張る体験です。大人にとっては汚い小さな虫ですが、子どもにとっては小さい体の中に宿る命の不思議さを知る貴重な時なのです。

それと同じように、コロナ禍の苦しい時であっても、大人たちは子どもたちによってエネルギーと恵みと喜びを与えられ、変化させられ、気づきを与えられて成長させられます。もちろん、いい時だけではなく、子どもによって傷つけられたり、悩んだり、揺さぶられたり、鍛えられることもあります。

子どももまた無邪気でかわいいだけでなく、苦しんだり、悲しんだり、悩んだりする存在です。慰めや癒しも必要な時があります。でも、人間はそのような時でさえそのような体験から大切なものを学び、忍耐力を養い、自分と世界を知る知恵を身に着けます。またほかの人のやさしさや暖かさ、厳しさや悲しみを知る時となります。これらの体験が人を養い、成長させる宝物ともなります。

世界は限りなく豊かで美しいと同時に、生きていることは悲しくもあり、そしてまた、力強く、たくましく、可能性にも満ちています。その世界をつくられたのは神様です。

 

今月の保育内容

年主題
共に喜んで ~すべての歩みの中
月主題
心ゆくまで

●年長(すずらん・ひまわり)

保育内容 今月の歌
☆ 同じ目的に向かって試したり工夫したりしながら遊ぶ中で、友だちとのつながりを感じる。
・自分の思いや考えを相手に分かるように伝える。
☆ デイキャンプを楽しみに待ち、特別な時間を楽しんで過ごす。
☆ 1学期の終わりを知り、身の回りの整理をする。
・ロケットにのって
・ヤッホッホなつやすみ
・えろよ もえろ


●年中(つくし・めだか)

保育内容 今月の歌
☆ 大勢で一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
 ・同じ遊びを通して、共通のイメージを持つ。
☆ 水遊びに慣れ親しみ、思い切り楽しむ。
・ 水遊びの身支度、後始末を自分でする。
☆ 夏の生活の仕方を知り、安全に過ごす。
・ロケットにのって
・ドレミの歌
・せんろはつづくよどこまでも

●年少(ひよこ・うさぎ)


保育内容 今月の歌
☆ 水に触れて遊ぶ中で、心地よさや開放感を味わう。
・水遊びをする時の準備や始末の仕方を知る。
☆ 幼稚園の生活に慣れ、1日1日を楽しみに過ごしていることに感謝する。
 ・友だち、保育者と同じ遊びをしたり、友だちと関わりをもつことに喜びを感じる。
・ロケットにのって
・しゃりしゃりシャーベット
・おばけなんてないさ