未就園児プログラム

あしたの保育

9月

年間主題
聖句「愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。」ヨハネⅠ4:11


―秋を生きる。―
「知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民。主に養われる羊の群れ」詩編100 3節

園長 藤崎 義宣

 

 長い夏休みが終わりました。毎年8月の最後の日曜日に卒園した小学生のために、同窓会をしています。猛暑の中にもかかわらず、今年もたくさんの小学生たちが集まってくれました。最近卒園したばかりの1、2年生たちはもちろん、上級生たちも驚くほどたくさん集まってくれました。みんな元気そうな顔を見せてくれました。心の中に、こひつじの精神と自由と自立の思いが充満しているのを感じました。

 今年の夏は酷暑で、地球温暖化の影響がいよいよはっきりとわかる形で表れてきた現象の一つだともいわれています。冬は夏とは逆に厳寒かもしれません。今まで、自然がやさしく、私達にとってはありがたいものであったために、自然を人間が支配して、自分達にとって何とでも都合の良いものにすることができるという幻想がひっくり返り始めたのかもしれません。これから自然とどのように付き合っていくか、生きる力をどのように保ち学んでいくかということも大切な教育の役割となっていきます。AIがだんだん発達してきて、人間の職場を脅かすということも言われ始めました。このような時代の中でますます求められてくるのは、機械ではない人間的な在り方や力です。今までのような、出来上がっているものや正解を記憶し、間違いなくその通りにしていく学力という認知能力だけでなく、生きた知恵を学び、人も自分も生かしていく力、人と一緒に生き、人に喜びと生きる魅力を与え、友達を作っていく力、工夫してより良いものを作り出していく創造性、人と一緒にやっていく力、対話をしていく力と勇気、人と自分を幸せにする倫理的な生き方などがもっと求められるようになります。特に、人間を人間的にしていくのは、自分の人生の物語を知ってそれを大切に生きていくこと、想像力を活用し人生と世界や人間の関係を魅力的なものにしていくことです。日本の「わらべうた」にはこのような唄があります。「ひい ふう みい よ いつつの あつかい 手先のはたらき 一つにうけて つるりとなげては みだれて おちては 蝶の舞い 蝶の舞い」遊ぶことが、社会性を培い、集団で文化を学び、つくりだしていくことであった昔の日本人の子どもたちには、わらべ唄の世界は大切な物語と想像力の源であったと言われています。手先のはたらき、お手玉に、蝶の舞いの美しさを見て取っていく感性。子どもたちの遊びには、世界中の人達やAIとも一緒に生き、祝福の世界を作りだしていくヒントが隠されているようにも思えます。どのような夏休みを子どもたちとお過ごしになったでしょうか?楽しい体験や、家族のつながりを感じられる出来事もあったかもしれません。子どもたちと一緒にその出来事を物語にしていってください。

 9月はたくさんの行事があります。祖父母の集い、運動会の準備。神様の子どもとしてのこひつじの子ども達は、自分が生かされていること、感謝を知ること、世界に幸せを作りだすことで、自分もその幸せを人と一緒に分かち合って、幸せになることができることを知っていきます。

 

今月の保育内容

年主題
イエスさまとともに生きる~愛の交わりの中で~
月主題
弾 む

●年長(すずらん・ひまわり)

保育内容 今月の歌
☆ 園生活のリズムを取り戻しながら、友だちとのつながりを楽しむ。
☆ 共通の目的に向かって、みんなで取り組む楽しさを味わう。
・運動会への期待を持って取り組む中で、自分の力を十分に発揮する。
☆ 敬老の日に向けて、祖父母の方への親しみや感謝の気持ちを自分なりに 伝えようとする。

・どんどこどんどこ
・ハッピーチルドレン
・ともだちさんか

●年中(つくし・めだか)

保育内容 今月の歌
☆ 生活のリズムを取り戻し、見通しをもって生活する。
・夏休みに経験したことを友だちや保育者と話したり、聞いたりする。
☆ 祖父母の方への親しみや感謝の気持ちを持つ。
☆ 体を動かす心地よさを感じ、いろいろな運動を楽しむ。

・どんどこどんどこ
・とんぼのめがね
・やぎさんゆうびん

●年少(ひよこ・うさぎ)

保育内容 今月の歌
☆ 園生活のリズムを取り戻し、安心して過ごす。
・1学期のあそび・生活を思い出し、友だちや保育者と関わる。
☆ 祖父母の集いに参加し、おじいさん・おばあさんと交流を持つ。
☆ 保育者や友だちと一緒に体を動かすことを楽しむ。
・運動会があることを知る。
・どんどこどんどこ
・山の音楽家
・いぬのおまわりさん